みなさん、エンジョイしてますか?

最近実家に帰ることが多く、郷土史熱が徐々に盛り上がってきています。

今週末は、米山以東の東山道について、軽く実地調査をしてきました。

米山以東の東山道については、こちらに詳しい記述があり、地元民として違和感なく受け入れられる内容になっています。



概要としては、三鴨駅については、新里説を支持したうえで、例幣使街道の犬伏宿部分は直線道路で西に延伸すると足利の迫間につながるので古代東山道の可能性が高いとしたうでで、米山を過ぎた東山道は、関川地区北の小山の北にある切通を通り、新里地区の北側に取り付くとしています。

本格的な調査は、木々の葉が落ちる冬に実施したいと思いますが、帰省したついでにさわりだけ。

東側から米山方面を望みます。遠方からもいい目印になりそうな山です。
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振り返って東側。東北自動車道が通っています。
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高速の高架をくぐってさらに東に進みます。関川地区の切通がある山にぶつかります。高圧線の切れ込みの左側の鞍部が切通だと思われます。
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車で切通の反対側に行って、東側を望みます。左が岩船山、右が三毳山です。薄っすらですが、真ん中に筑波山が見えました。
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切通の反対側から進んでみます。鼓動の痕跡がありました。
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道祖神もあり、古来から往来が盛んだったようです。
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駅の候補地の新里集落から切通方面を望む。
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もう一か所。岩船山麓の調査です。現道は岩船山の山麓に入ると北に登って行っていますが、古代の道路の特徴を踏まえると直進していたのではないかと思われます。

ちょうど畳岡遺跡を右にしながら北上していくので、本来は遺跡をそばを直進し、岩船山麓の道と両毛線の間を通っていたのではないでしょうか。

岩船山麓の魚屋さんの「しまだや」さんの南側の現道から畳岡遺跡方面を望む。

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同場所から東側を望む。
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写真だけだとわかりにくいと思いますので、後日地図にて補足したいと思います。

関係ないですが、今夜の晩餐。いくつになっても親はありがたい。
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